海沿いの物件に1年半住んだ経験から、海沿い物件をやめておいたほうがいい3つの理由をご紹介したいと思います。
1.塩害が凄い
塩害とは、以下のような生活する上で害となる環境のことを言います
海沿いの地域では海水に含まれる塩分により種々の塩害が生じる。塩分を含んだ潮風が吹き付けることや、海水が沿岸の河川・土壌内に侵入することなどによる弊害がある。海沿いでなくても、土壌中の塩分による農作物への障害、コンクリート内に含まれる塩分による建築物・構造物への障害などが生じる。(wikipediaより)
つまり、潮風に乗った海水の塩分が、周囲に与える悪影響を指します。
激しい塩害で見舞われた地域は、以下のような状態になるようです。
もう、雪が積もってんじゃないかと思うくらい、一面真っ白ですね・・・。
でも木の柱の部分を見てもらえれば分かると思いますが、雪ってこんな積もり方しません。
この白いのは全部、塩なんですね。
私が体験した塩害
上述した通り私も海沿いの家に住んでましたが、流石に上記の画像のような状態にはなりませんでした。
しかし、いくつかの塩害は経験しています。
①単純に外が海臭い
好きな人は好きかもしれませんが、海って独特な匂いがしますよね。
たまーに海に行ってその匂いを感じるなら、風情があっていいかもしれませんが、毎日その匂いの中で生活するというのはなかなかしんどいものがあります。。
また、私が住んでいた地域はいわゆる「綺麗な海」ではありませんでしたので、そこらへんも臭いと感じる原因の一つだったのかもしれません。
②洗濯物が干せない
ポカポカ陽気の日に洗濯物が干せません。
洗濯物に塩分がついて、臭くなるからです。
あと湿気があるので、乾燥しにくいという面もあります。
2.夏はイケイケの若者たちが集まる
私が住んでいたのは兵庫県神戸市の須磨というところだったんですが、
そこは「須磨海岸」という兵庫県民の間では結構有名な海水浴場があります。
そのため、夏は海を求めてイケイケの若者たちが集結するわけです。
最寄の須磨駅には水着姿の男女がめちゃくちゃ多いですし、最寄のコンビニなんかにもいます。
女性の場合だと、歩いてるだけですぐナンパされます。
休日ならまだしも、仕事帰りでそういう人たちに会うのは、結構しんどいです・・・。
また若者同士の喧嘩なども頻発するため、単純に治安が悪くなります。
これは、私のようなおとなしい系の人間には結構しんどいです・・・。
ただ人によってはメリットになるかもしれないですね。
3.津波が怖い
東日本大震災が発生してから、地震だけでなく津波のリスクも考える必要があることが分かりました。
言うまでもないかと思いますが海沿いの家というのは、津波が発生したときに最も危険な区域です。
また、塩害の影響で建物自体も脆くなっている、ような気がします。
地震に耐えられるのかこのアパート?とか、たまに思ってました。
⇒【リノベーション含む】築年数が古い賃貸マンションのデメリットと注意点
住んでみると意外と、海にはいかない
今思うと海沿いの家を選んだ一番の理由が
海が近い!徒歩で海いける!素敵!
という憧れからでした。
しかし現実は、海を見にいくのは最初だけで、数ヶ月もしたら飽きるということでした。
やはり海はたまに見るから良いものなのであって、毎日見ても楽しくないのです。
家賃は少し安くなる?
海沿いの家が家賃にどう影響するのかは微妙ですが、体感的には少し高くなっているような気がします。
やはりオーシャンビューというキャッチフレーズが強いです。
憧れる人が多いのでしょう。
個人的には海沿いの家というのは長所というか短所で、家賃は安くするべきだと思うんですけどね・・・。
海沿いの家の結論
結論として、本当にめちゃくちゃ海が好きー!っていう人以外は、海沿いの物件は回避することが無難です。
どうしても海沿いの家に憧れている人は、上記のポイントを妥協できるかどうかですね。