安い賃貸物件を探す際、候補に挙がるのが築年数が古いマンションですよね。
結局、物件選びは予算の都合がある以上、何を重視するか?妥協点とするか?で考えていくしかないです。
⇒物件選びで迷ったら、何を重視するか?妥協点とするか?で考える
しかし、そもそも築年数が古いマンションのデメリット何なのでしょうか?
住んでからでは遅いので、物件を探し始める前にしっかりと特徴を理解しておく必要があります。
水周りの配管は、リノベーション出来ない
リノベーション物件で、部屋の見た目は綺麗に見えても、実は重要視すべきなのが配管部分。
何十年も使っている配管は、中の掃除が出来ないため水垢で結構汚れています。
直接的な害はないものの、シンク下が臭くなっていたり、カビの温床になっていたりと、生活している中で嫌な部分が見えてきます。
風呂場が不自然に小さいことも
今時のお風呂って、広くて多機能で快適なんですよね。
ただ、今時のお風呂の常識は、1980年以前のお風呂と大きく違います。
昔のお風呂って、基本的に狭く、深さはあるが足は伸ばせないというタイプが多かったようです。
そのため、風呂場自体が狭いため、リノベーションの限界があり、どうしても快適な風呂場にカスタマイズするのは難しいようです。
シャワーで済ます人ならあまり影響はないかもしれませんけど、毎日風呂にゆっくり浸かりたい、というタイプの人は、風呂は重視したほうがいいかなと思います。
風呂の時間ってリラックスタイムになっている方が多いと思いますし、水周りが汚いと毎日嫌な思いしますしね。
地震等の災害に弱い
1981年(昭和61年)以前の物件は、旧耐震基準で造られた物件です。
簡単に言うと、建物自体の設計のルールが甘く造られた物件です。
なので、1981年以降の物件より、地震に弱い物件が多いと言えます。
近年、日本は大規模な地震が多く発生しています。
地震対策グッズなどを買い込んでいても、建物自体が弱ければ何の意味もありません。
(建物自体が崩れたら、基本的に死ぬ可能性が高い)
ここはまだ人生を謳歌していない若者世代の人たちには、是非重視してほしいポイントですね。
ゴキブリなどの害虫が出やすい
残念ですが、やっぱり古い物件のほうがゴキブリの出現率は高いです。
長年の年月を経て、ゴキブリ等の虫の進入経路を作られているケースもありますし、建物自体のどこかに巣を作られているというケースも多いです。
そのため、新築の物件よりはゴキブリの出現率は高い、と考えたほうがいいです。
実は今、私も築年数が古い物件に住んでいます。
11月下旬に引っ越してきて、3ヶ月ほどになるんですが、この3ヶ月で3回もゴキブリと遭遇しています。
この真冬の時期にこれです。夏場ならどうなるのか・・・。
今から恐ろしいですね・・・。
築年数の古い物件まとめ
築年数の古い物件には、以下3つのデメリットがあります。
このデメリットを許容出来るのであれば、安くていい物件もたくさんありますので、築年数が古い物件もアリだと思います。
私も築年数の古いリノベーション物件に住んでますが、設備が新しい割に安いというメリットがあるので、新築・築浅の物件よりもお得かなと思います。
賃貸物件探しの第一ステップ
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