引っ越し前に確認したい!「転出届」と「転入届」の書き方・期限等

引越しする際に忘れず実施したいのが、「転出届」と「転入届」の手続きを実施することです。

しっかり手続きを行うための情報をまとめましたので、是非確認しておいてください。

転出届、転入届とは?

まず転出届や転入届の概念というか、なんなのか?的なことをご説明します。

引越しを行うと、住んでいる住所が変わりますよね。

そうなると当然、住民票に記載されている住所が異なります。

そこで必要なのが、役場に住所変更しますよーと、国へお知らせすることです。

転出届を転入届を行い、住民票を移します。

・引越し前の住所のエリアを管轄している役場にお知らせするのが、「転出届」

・引越し後の住所のエリアを管轄している役場にお知らせするのが、「転入届」

こんなイメージです。

つまり、今住んでる役場に、「出て行きまっせ!」と言って、引越し後の役場に、「今からお世話になります!」と挨拶にいくイメージです。

転出届や転入届が必要な理由

でも、役場って平日にしか空いていませんし、二回も行くのめんどくさい・・・。

って思いますよね。無視しちゃいけないの?と。

転出届と転入届をしなかった場合どうなるか?

下記にまとめました。

・住民票を移していないことが国にバレた場合、50,000円以下のお金が国にとられる
・国からの書類(年金、税金等)が旧住所に送付される
・選挙に行くことが出来ない(投票は住民票がある市町村に行く必要があるため)
・パスポート取得の際、住民票のある住所に出向く必要がある
・新住所での行政サービスを受けることが出来ない

などです。かなり面倒くさいですね。

住民票を移さなくて良い場合

以下に該当する方は、住民票を移さなくても大丈夫です。

・一時的な転勤等で、新住所に住む期間が1年未満と決まっている場合
・生活の拠点が移動しない場合(拠点は実家など)

この場合は、住民票を移さなくても国的にはOKのようです。

一人暮らしする時、「住民票」は実家から引越し先へ移したほうがいい?

転出届、転入届で必要なもの

次に、役場に行く前に転出届、転入届で必要な準備物を用意しましょう。

転出届は郵送で提出することも可能です。※転入届は郵送不可

また転出届、転入届ともに代理人に行ってもらうことも可能です。

転出届(本人が役場に行くパターン)で必要な物

・転出届(役場で入手)

・身分証明書(運転免許、パスポート、健康保険証など)

・市町村に登録している印鑑

転出届(代理人が役場に行くパターン)で必要な物

・転出届(役場で入手)

・代理人の身分証明書(運転免許、パスポート、健康保険証など)

・本人が署名、捺印した委任状(市町村ホームページから印刷でも、自作でも可)

・代理人の印鑑

転出届(郵送パターン)で必要な物

・市町村のホームページで、郵送の依頼書を印刷し署名・捺印

・本人確認書類(運転免許、パスポート、健康保険証など)のコピー

・返信用封筒(自分の住所と宛名を書き、切手を貼って入れておく)

上記を郵送で旧住所の市町村に送付

※本人以外からの届出はNG

転入届(本人が役場に行くパターン)で必要な物

・転出証明書(転出届した時に入手したやつ)

・身分証明書(運転免許、パスポート、健康保険証など)

・市町村に登録してある印鑑

転入届(代理人が役場に行くパターン)で必要な物

・転出証明書(転出届した時に入手したやつ)

・代理人の身分証明書(運転免許、パスポート、健康保険証など)

・本人が署名、捺印した委任状(市町村ホームページから印刷でも、自作でも可)

・代理人の印鑑

上記の準備物を用意し、役場の戸籍課的な名前の所へ手続きしに行きましょう。

転出届、転入届はいつまでにやればいい?

転出届と転入届は、実施するタイミングが決まっています。

・転出届は、引っ越し前の14日前から(期限なし)。
・転入届は、引っ越し後の14日以内。

転入届の提出が14日以内を過ぎた場合でも、基本的には大丈夫です。

(窓口でちょろっと注意されるかもしれませんが。。)

ただし、転入届を行わず数年間とか経ってしまうと、何かの拍子で過料がとられる、といったコトにもなるかもしれませんので、なるべく早く手続きは終わらしておきましょう!

引越しする前に知っておきたい情報

引越しを行う前に、知っておいて欲しい情報を以下にまとめました。

【自力】引っ越しするならどの方法?パターン別の引っ越し方法まとめ【らくらく】

ぼったくられてない?引越しを安くするやり方は、一括見積もりと値引き交渉です

引越しの時にダンボールが欲しい!買う方法と無料ゲットの方法

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする