買うならどっち?一戸建てとマンションのメリットとデメリットの比較

マイホームを購入しようと考えるキッカケって何ですか?

また、それはどんな時ですか?

・この場所に長く住みたい

・家族が増えたから広い部屋を

・毎月家賃を支払うなら、いっそのこと持ち家を

上記のような理由があるでしょう。

他にも人それぞれ理由はあると思います。

人生で、自分の持ち家を何件も購入できる人は、それほど多くないと思います。

夢のマイホームというだけあって、大抵の人は悩みに悩んで、自分のマイホームを一度だけ購入する人がほとんどですよね。

そしてマイホームを購入することが決まると、最初に悩むことは、【一戸建て】にするのか、【マンション】にするのかということではないでしょうか。

メリットも、デメリットも、それぞれ同じようにあって、お菓子を買うように「どっちも買っちゃえ」という訳にもいかず、本当に迷いますよね。

そこで一戸建てとマンションのメリットとデメリットを挙げながら、比較してみたいと思います。

《一戸建てとマンションのメリット・デメリット》

一戸建て マンション
メリット ①生活音をさほど気にしなくて良い ①立地条件が良いところに建っている
②駐車場トラブルなし ②セキュリティがしっかりしている
③庭がある ③定期的に修繕や点検に入ってくれる
④動物を飼うことも自由 ④ゴミ出し場が近い
⑤洗濯物を干すスペースが広い ⑤高層階は眺めがいい
⑥布団を干すことが制限されない ⑥賃貸物件として貸しやすい
⑦自由設計が出来る ⑦世帯数が多いとインターネットの料金が割安
⑧車が洗える
デメリット ①比較的、商業地から離れている ①生活音を気にする
②駅が近いと高い ②ペットを飼えない可能性もある
③修繕管理が自己責任 ③洗濯物を干すスペースが限られる
④ゴミ出し場が遠い可能性が多い ④布団干しに制限がある
⑤インターネットの料金が高い ⑤駐車場代が別途掛かる
⑥駐車場・駐輪場のトラブルがある
⑦間取りの変更がきかない
⑧想像よりも固定資産税が高い

それではまず一戸建てから見てみましょう。

一戸建てのメリット

①生活音をさほど気にしなくていい

生活していく上で、生活音は付きものですが、小さなお子様がいる家庭は、この【生活音】に悩まされる人が多いと思います。

大人は気をつけていても、子どもは、少し目を離すとドタンバタンやっちゃうんです。

「静かにしなさい!」
「飛び跳ねないで!」
「テレビ(音楽)の音を下げなさい!」
「ドアは静かに閉めて!」
「走らない!」

毎日毎日この言葉の繰り返しです。

この言葉を言う方も、言われる方もどんどんストレスが溜まっていきます。

ですので、生活音を気にしなくていい一戸建てというのは魅力的だと思います。

また、生活音という訳ではないですが、楽器の演奏もそのうちの1つです。

いくら一戸建てに住んでいるからといって、真夜中に防音を施していない部屋での演奏は、ご近所でのトラブルになりますが、常識のある時間帯で、窓を閉めて演奏する分には一戸建ての方が神経質にならなくて良いのではないでしょうか。

②駐車場のトラブルなし

ひとつひとつの区画が広い駐車場だったら、そこまで気にすることはないのかもしれませんが、特に世帯の多いマンションの場合、そこまで駐車場の幅が広くない所が多いです。

ワンボックスカーのような大きな車は、特に横の車とのスペースが取れません。

隣の車がスライドドアだったり、ドアが当たらないように気をつけてくれる人ならば良いのですが、小さい子どもだったりすると、そこまで考えが回らないですよね。

その点一戸建てなら隣の車を気にすることなく駐車することができるので、ストレスを溜めることなく車を止めることができます。

③庭がある

これは一戸建ての広さにもよりますが、大抵の一戸建て物件には素敵な庭があります。

洗濯物を干すスペースが確保しやすかったり、自転車を置いたり、家庭菜園や園芸を楽しんだりできます。素敵ですね。

④動物を飼うことも自由

私も動物が大好きなのですが、犬や猫のような動物を飼うことも一戸建てなら自由です。

ペット可のマンションも多いですが、その殆どは小型の動物に限ります。

一戸建てなら部屋の中で飼うことも出来ますし、庭で飼うことも出来ます。大型の犬だったとしても、庭を自由にウロウロすることができれば、あまりストレスを感じさせることもないですよね。

⑤洗濯物を干すスペースが広い

前に【庭がある】というところでもサラッと書きましたが、一戸建ての魅力って全体的に広々としていることだと思うんです。

洗濯物を干すスペースって、本当に大事なんですよ。

特にお子さんが居る人には「それ分かるわぁ~」と言っていただけると思いますが、とにかく子どもが一人増えるだけで「何この量は!」と目を疑いたくなるような洗濯物の量になってしまいます。

大人だけなら、

『あまり洗濯しすぎると生地が傷むから、今回は洗わない。』

『これはクリーニングに出す。』

仕事着がスーツだったり、制服だったりすると、なおさら毎日洗うものって少なくなりますよね。毎日洗うものといえばシャツくらいですから。

でも子どもは何でも洗濯に出しちゃうんです。

しかも、ただ遊んできただけなのに酷い汚れをこさえてきたり、スポーツをする子どもだったら、普段の衣服に加え、部活・クラブの洗濯物も増えてきます。

頑張って洗濯機を回しても、洗濯物を干すスペースが狭いと、家の中まで侵入させなければなりません。そう考えると、一戸建ての広いスペースは魅力的です。

⑥布団を干すことを制限されない

マンション・アパートに住んでいる人、または住んでいたことがある人は分かると思いますが、ベランダやバルコニーでの布団干しは制限があります。

超高層階のマンションにお住まいの人は、そもそも布団を外に干そうとは考えないかもしれませんが、天気のいい日は布団を外に干してふっくらさせたいなと思う人も多いのではないでしょうか。

ベランダで布団を干すとなると、手すり部分に掛けて干すことを一番に考えますが、それは落下したときのことを考えて禁止されています。

私は、広告などで良く見かける布団クリーナーを持っているのですが、どうしても天気がいい日は外に出したいと考えてしまうので、その点は一戸建ては最高だと思います。

⑦自由設計ができる

自分のこだわりや、お気に入りの家具に合わせての設計が出来るところも一戸建ての魅力です。自分の家族に合わせての設計も出来るので、

『子どもが大きくなったら、この部屋に仕切りが出来るような設計にしよう』

など様々なことが出来ます。

⑧車が洗える

車好きの人にとって、これは重要なことのようです。

私はそこまで車へのこだわりがあるわけではないのですが、以前一戸建ての家を建てようとしていたお客様に力説されたことがあります。

そのお客様は、「雨が降ったりして車が汚れるとすぐ洗車したいのに、マンションだとバケツを持って駐車場で洗車って常識的にできない。洗車場やガソリンスタンドに行けばいいけど、そこまでの時間が取れない時や混んでいる時は、汚れた車を見て苦痛でしかない。」と言われていました。

ちょっと泥が跳ねたから、タイヤまわりだけでも…ということが気軽にできるので洗車スペースが取れるということはメリットだと言えます。

一戸建てのデメリット

①比較的商業地から離れている(車があることが限定の場所にあることが多い)

一戸建ての場合、地価の関係で都心部に建てる事は難しいです。

必然、商業地帯から離れた場所に建てるしかなくなります。

車が必要になる場所ですね。

②駅近いと高い

①の理由と近いですが、駅近くに家を建てると高いです。

③修繕管理が自己責任

何十年も住むと、さまざまなところで家にボロが出てきます。

それを直すのも当然、持ち主であるアナタです。自己責任で修繕管理が必要になります。

④ゴミ捨て場が遠い可能性が多い

ベットタウンなどの家が立ち並んだ場所であればいいのですが、

周りにあまり家がない環境に家を建ててしまうと、ゴミ捨て場が遠いという可能性が高くなります。

⑤インターネットの料金が高い

マンションタイプと一戸建てタイプで、インターネットの月額料金は変動します。

マンションタイプのほうが数千円安いです。

一人暮らしを始める前に知っておきたい!「インターネット環境」の選び方

マンションに住むことのメリットとデメリット

次に、マンションに住むことのメリットとデメリットをお伝えします。

上記の一戸建てに住むことのメリットデメリットの記事でダラダラと長く書いたので、こちらは要点だけお伝えします!!

マンションに住むことのメリット

・立地条件がいいところに建っていることが多い

・セキュリティがしっかりしている

・定期的に修繕や点検に入ってくれる

・ゴミ出し場が近い

・高層階は眺めがいい

・引っ越しても賃貸物件として貸しやすい

・世帯数が多いとネットの料金が割安(最初から導入済みが多い)

マンションに住むことのデメリット

・生活音を気にする

・ペットを飼えない可能性もある

・洗濯ものを干すスペースが限られる

・布団干しに制限がある

・駐車場代が別途かかる(1台しか借りれないことが多い)

・駐車場・駐輪場トラブルがある

・間取りの変更がきかない(一部屋一部屋せまい)

・意外と固定資産税が高い

いかがでしたでしょうか?

人生の半ばを過ぎてくると、考えるのはマイホームの購入・・・。

マンションを買うか、一戸建てを買うかというのは人生の重要な決断の一つですよね!

この記事がそんな人生の重要な決断の参考になりましたら幸いです。

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